しばらく、忙しく活動しておりました!広島で1年半ぶりの取材報告会を開催してまいりました。
放射能汚染されたガレキを地方に・・・放射能が日本中に拡散してしまうことに危機感を感じて、少しでも多くの方に、今、私たちが何をするべきなのかを考えていただくきっかけになればと、私の故郷・広島に急ぎ出掛けてきました。
健康ラジオ番組で取材したことを報告する会は、広島市のマクロビオティックレストラン「メゾン・ド・クロワッサン」で開催します。市街中心部から平和大通りに出て、テクテク歩いて向かうのがとっても好き!初夏の日差しを浴びた平和大通りは、とても美しく緑が輝いています。途中、平和公園の前に差し掛かります。原爆資料館の前には、被爆者があんなにも求めた水を湛えた噴水、その手前で「嵐の中の母子像」が迎えてくれます。
この前を通りながら、いつもよりいっそう、平和を願う気持ちを新たにしました。子を守りたい一心のお母さんが、「これでいいの?」と、語りかけているような気がしました。
完全に放射能を除染するから大丈夫だと静岡に持ち込まれたガレキは、60%しか除染されていないまま・・・しかも殆ど東電が出資している子会社の除染施設にお金が落とされて・・・焼却処分され、放射能を含む灰が空を舞い、埋められた灰が雨で流され・・・という現実を、私たちは直視しなければなりません。
農林水産省は4月20日、スーパーや食品メーカー、外食産業などの業界団体(270団体)に対し、国が設けた放射性物質の基準を守るよう求める通知を出しました。国よりも厳しい独自基準を設けて自主検査を実施し、「『放射性物質不検出』の食品しか売りません」などとする動きに歯止めをかけるのが狙いだといいます。・・・ありえません。政府が、食の安全・安心を提供するどころか、邪魔をするなんて・・・。
今月早々に、実は、小金井市議の漢人明子さんにお話を伺ってきました。編集作業が進まないまま広島に出掛けてしまったので、記事のアップが遅れてしまいました。出来るだけ急いで、ご紹介していくことに致しましょう♪
そもそも、私が東京都小金井市議・漢人明子(かんどあきこ)さんの存在を知ったのは、この本「『内部被ばく』こうすれば防げる!」を本屋で見つけた時でした。小金井市は、チェルノブイリの事故の影響を重く見た市民からの声で放射能測定器を導入、以来21年間測り続けているというのです。その小金井市市会議員であり、著者の漢人明子さんが、この本で、様々な疑問に答えていらっしゃいます。
そう、どんな食品が危険なのか、どのように食品を選んでいけばよいのか、放射能汚染をどのように受け止めたらいいのか、どのように測るのか・・・極めつけは、どうすれば学校や行政を動かせるのか・・・。
こんな本を書いた方を、放っておける筈はありません!!勿論、直ぐに取材をお願いいたしました。直ぐに、OKのお返事は頂いたのですが・・・実は、市議会の真っ最中だったため、一段落するのを待っての取材となりました。
そもそも、市民からの声で生まれた放射能測定室・・・その声には、若いお母さんだった漢人さんの声も含まれていたのです。やがて、なるべくしてなった市会議員。そのあたりの経緯から伺っています。
では、小金井市議・漢人明子(かんどあきこ)さんのお話@をお聴きください♪
※下のプレイヤーでプレイボタンを押せば
WEB上でPODCASTをお楽しみ頂けます。
再生できない場合、ダウンロードは🎵
こちら ※iフォンやスマホなら聴いていただけるのですが、携帯からは聴けません。
PCからお願いしますね♪
いかがですか? 市から要請を受けた専門家が放射能を測定していたのではなく、ボランティアの市民が運営していたからこそ21年も続いたというのは驚きでしたが、行政と市民とのあり方のヒントが隠されているようにも思えました。
次回は、より具体的にお話を伺ってまいります!どうぞ、お楽しみに♪
漢人明子さんのホームページはこちら・・・
http://kando.cc/