2012年04月15日

国会議員が福島に寄せる思い♪ ・・・・・・原発被災者を支援する立法のための院内集会D

日本の春

 先週の週末は、確かにこんなに華やいでいたのに、すっかり葉桜となってしまった今は、川面に桜の花びらが、ちょっと残念な感じで浮いているのではないでしょうか?でも、毎年ゴールデンウィークに伺っていた、知人のご実家・福島の会津高原では、桜はまだまだの筈!連休に、梅と桜が同時に花をつけていましたから・・・。・・・今年の連休も、子どもを連れては行けないなぁ・・・。

 さて、4月6日、衆議院第二議員会館で行われた、「原発被災者を支援する法律の早期成立を求める院内集会」では、与党案の次のような点に懸念が寄せられていました。
 与党案の基本理念に、健康被害の未然防止が明示されていないこと。
 指定対象地域にとどまる人には定めている医療や子どもの就学援助などの支援に、避難者に対しては欠けている点があること。
 医療給付の条件に、「当該放射線による被ばくに起因する」という言葉が使われていること。

 こうした問題点には野党案を盛り込み、実効性のある法律を一刻も早く成立して欲しいと、与野党の協力を求める集会となりました。

谷岡郁子参議院議員荒井さとし衆議院議員たじま要衆議院議員

 では、参加された国会議員の挨拶を、音声でお届けします。
 先ず一人目は、民主党・たじま要衆議院議員(写真・右)です。原子力災害現地対策本部長として、昨年6月〜9月まで、福島市に駐在。国会議員も、現地に足を運ぶべきだと訴えましたが、現地でのエピソードを紹介した際に、取材カメラマンからクレームが付いてしまいました。これについては、聴いて頂いた後で、解説したいと思います。
 二人目は、民主党・荒井さとし衆議院議員。環境関係の法律が沢山あっても、全て放射能は除くとされていて、放射能除染に関する担当官庁が無かったという話には、正に安全神話の上に原発が胡坐を書いていたのだという印象を持ちました。
 三人目は、民主党・谷岡郁子(くにこ)参議院議員。護憲派か改憲派かと問われて、憲法実現派だと答えるというお話には、なるほどと思いました。福島みずほさんといい、谷岡郁子さんといい、女性議員の威勢の良さ、潔さ・・・期待したいです。



 では、お話をお聴きください♪


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 さて、たじま議員の挨拶は、現地では為す術も無く立ち往生している人が多いので、専門家のリーダーシップが必要であるという意味の発言だったと理解しています。そんなエピソードとして、消防団が除染したくても火災以外に水を掛けるという行為が許されるのかどうか誰も知らなかったので、結果、したい気持ちと労力があっても活動できなかった。専門知識を持った人の誘導が不可欠だという発言だったのです。
 ところが、水で除染できなかったという点に、取材カメラマンからクレームが付いたのです。正に、専門知識が無いために、この話は根底から間違っていたのです!! 除染は、水では出来ない。放射性物質を撒き散らすことになってしまう!!(先にご紹介したhttp://seiko-masuoka.seesaa.net/article/263153998.htmlをご覧下さい。)
 今の日本の状況を象徴する一幕でした。世界中の専門家によるリーダー会議が、必要ではないでしょうか?正しく方針を定めるべきではないでしょうか?信じられるガイドラインが求められているのではないでしょうか?細かい指導が必要ではないでしょうか?
 大人は言います! 「解らなければ、聞きなさい!!」 日本政府も解らないなら、解る人々に聞きなさい!!

 荒井議員の言葉にも、個人的には引っかかるところがありました。「被災者には戻ってくる権利がある」
 ん?戻れる環境にすることは、今の科学では無理なのではないでしょうか?だから、原発を持つことは間違いだったのでは?戻れないと認めては、原発を再稼動することが出来なくなってしまう・・・だから、いつか戻れるかのような幻想を抱くのでしょうか?いつか戻れると誤魔化す事は、もう止めるべきでは?

 ただ、物申したいことは沢山ありますが、忙しい国会審議の最中に、駆け足で会場にやってきた7人の国会議員は、意識の高い人たちだと私は信じます。




 

 

2012年04月13日

グリンピース・ジャパンがアンケート調査!福島の皆さんの望むこと!!                                                     ・・・・・・原発被災者を支援する立法のための院内集会C

 地震が起こるたびに、福島の震度が気になります。揺れが大きいと、ライブカメラを覗いてみたりもしますが、わかるはずもなく・・・、第一原発に何もないことを祈ります。特に、4号機の状態が・・・気になります。これ以上、ダメージが無いことを祈ります。祈るしかありません。

 さて、4月6日、衆議院第二議員会館で行われた、「原発被災者を支援する法律の早期成立を求める院内集会」では、国際環境NGO グリンピース・ジャパンが行った「原発事故被災者『みんなの健康アンケート』調査」の結果報告が行われました。
グリンピース・アンケート                                                                             
 グリンピース・ジャパンの鈴木かずえさんが語っているように、回答者のプロファイルによると、避難経験者が1382人中574人となっています。41.5%ですね。一般的に、避難されているのは10%未満だと言われているそうですので、かなり多いです。ここから、避難したものの戻ってこられた方が多いというのが伺える!つまり、避難生活を維持していくのは難しいということが推測されるという見解でした。
                           グリンピース・アンケート

 避難生活に伴う出費は、想像以上でしょう。引越し代・交通費・住居費・生活費・・仕事で福島を離れられないので家族だけが避難となると、更に二重生活の負担も掛かってくるのです。早急に金銭的な支援が無いと、非難したくても出来ない、し続けることが出来ないというケースが多いのは当たり前。平等に避難する権利を、皆が持っているべきですよね。
                                    グリンピース・鈴木よしえさん


 では、ゆっくりとお聴きください♪ グリンピース・ジャパンの鈴木よしえさんのアンケート調査結果報告です。(マイクの側に座っている方が、どうやら花粉症?気になる雑音が多いのですが、お許しください。)



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 内部被曝検査が望まれるのは、当然のことです。子どもの体内、家族の体内、自分の体内がどのような状況なのか、不安を抱えて日々を過ごしていらっしゃるのです。そのストレスは、どんなに大きいでしょう!?事故から1年が過ぎたのに、こんなことすら整備されていないのだと、改めて思い知らされました。
 こうした報告が、原発被災者支援のための法律案に反映されるよう、心から望みます!

 グリンピース・ジャパンのHPはこちらです。
 http://www.greenpeace.org./japan/ja/
 原発再稼動に関して「ちょっと待て!」という意思表明をしたいと考えている方、4月20日まで、グリンピース・ジャパンのサイトから野田首相にメッセージを送ることが出来ます!私たちは、同じ間違いを犯してしまうかもしれません。声を上げなければっ!!


 次回は、院内集会に参加した国会議員の方々の挨拶を、まとめてお送りします。




2012年04月10日

福島の子どもたちの現状を訴える声                                                      ・・・・・・原発被災者を支援する立法のための院内集会B

春!

4月6日、衆議院第二議員会館で行われた、「原発被災者を支援する法律の早期成立を求める院内集会」に参加してきました。3回目の今日は、福島から駆けつけた方々のお話をお送りします。
 
 音声でご紹介するのは3人なのですが、他にも沢山・・・
 「福島の高校生は、昨年4月から通常通り、高線量の中で授業や部活が行われています。中学生以下は市の管轄で保護体制が全く無いわけではありませんが、県の管轄の高校生ともなると全く何もなされていません。
 せめて、クラス単位だとか部活単位での保養を考えてください!国会議員の皆様、お願いします!!」
 「私たちは、一人一人が自分の生活に物凄い負担を抱えながら、走り続けている状態です。
 食べ方・着方・住み方・行動の仕方・・・道は端っこを歩かないなど、本当に負担を抱えて生きているのです。」

              せめてマスクを!   現状把握を!   年間1m.㏜が保障されている筈なのに

 「マスクをするように指導するよう、教育委員会に指導してください!」
 せめてマスクをするように促すことが、不安を煽るから駄目だなんて・・・
とても簡単なこと、もっとも身近な対策の一つなのに、馬鹿げています。
 そんな馬鹿げた指導をトップダウンで徹底して欲しいと、勇気を振り絞って国会議員に訴えた元養護教諭の方のお話からでも、子どもたちが無防備に危険に曝されている様子と、それをオカシイと指摘出来ない緊張した様子を感じます。

 では、聴いてください♪ 福島からの現地の状況を伝える声です。

 
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 この日、院内集会を終えて議員会館を出て携帯の電源を入れた瞬間に、携帯画面からテロップで表示されたニュースが目に飛び込んできました。
 「帰村宣言の福島・川内村で合同入園・入学式・・・・・」
状況を客観的に理解するならば、子どもたちを連れて戻るのは間違っていると思います。


 次回も、引き続き院内集会の模様をお届けします。






2012年04月08日

南相馬で除染活動に携わる桑原さんの訴え                                    ・・・・・・原発被災者を支援する立法のための院内集会A

桜の強さ
 桜の花が、生きる儚さと生き抜く強さを教えてくれます。
幹にしがみつく様にして、蕾が花開くタイミングを計っています♪

                                  桜の強さ
               強かに生きて行けと、桜が示してくれています。

 本当に、日本中で誰もが心から花を愛でる余裕を持てるのは、いつになるのでしょうか?
 あまり報道されませんが、仮設住宅で自らの命を絶たれる方もいらっしゃいます。折角、生き残った命なのに・・・与えられた命なのに・・・と、呟く周囲の声も耳に届いてきます。

 次世代を生きる子どもたちを、正に生かすために働く人々もいます
南相馬で除染活動をする桑原さん

 4月6日、衆議院第二議員会館で行われた、「原発被災者を支援する法律の早期成立を求める院内集会」には、福島から市民団体の方々もいらっしゃいました。
 そんな中で、南相馬市で除染活動に東奔西走していらっしゃる桑原さんが、参加した国会議員7人に向かい、心の叫びともいえる訴えをしています。

 先ずは、その声をお聴きください♪



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 今回の院内集会の司会は、福島の子どもたちを守る法律家ネットワークSAFLANの河ア健一郎さんと、国際環境NGO FoE Japanの満田夏花さんでした。その満田さんの紹介で始まった桑原さんのお話は、現地の苦しみを生々しく伝えます。
 「放射性セシウムは、強アルカリ金属であり、細かい白い粉です。高圧洗浄などでは、除染はできません!!水で撒き散らすだけなのです。除染は、閉じ込めるという方法で行うべきです。」
 「体内に取り込まれたセシウムは、筋肉に溜まります。心臓も筋肉です。今、若年層・中学生や高校生までが心筋梗塞で亡くなるというケースが増えています。数字的に調べてくださいよ!対策をとってください。」
 「十分勉強した上で、法律を守って下さいよ!子どもたちを守ってください!こんな所で飲み食いさせていいんですか?何万ベクレルという所で、食べ物を作っていいんですか?」
 「早急にやって欲しいのは、疎開!!」

 桑原さんの段々熱を帯びてくる言葉が、胸に突き刺さります。
 高線量の土地に子どもを住まわせることは、即刻やめるべきだと訴える桑原さんの他にも、子どもたちへ助けを求める声が、参加した7人の国会議員の皆さんに向けられます。
 引き続き、次回お届けします。




 

 

2012年04月07日

原発被災者支援のための立法に向ける川田龍平議員と福島みずほ議員の思い!!           ・・・・・・原発被災者を支援する立法のための院内集会@

国会議事堂

 昨日、2012年4月6日(金)、国会議事堂向かいにあります衆議院第二議員会館第一会議室で行われた、「原発被災者を支援する法律の早期成立を求める院内集会」に参加してきました!
 これは、去る3月14日に野党から参議院に提出された「平成二十三年東京電力原子力事故による被害からの子供の保護の推進に関する法律(案)」と、与党から3月28日に出された「東京電力原子力事故の被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律(案)」が、現在、国会で審議されていることに対し、より実効性のある法律が一刻も早く成立するよう求めて行われた院内集会です。
 共催は、福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)、国際環境NGO FoE Japan、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、ハイロアクション福島原発40年実行委員会、脱原発福島ネットワーク、福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト、エコロジー・アーキスケープ、子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク

 こうして文字に起こしてみますと、とても難しく近寄りがたい印象を受けてしまいますが、とても重要な問題です。被災者支援や保護、対策については、本当にもどかしい思いを募らせている方ばかりではないでしょうか?どうして、法治国家である筈の日本で、法に守られること無く危険に身を曝されて日々を送る人々がいるのでしょうか?何故、誰もが求める支援が実現しないのでしょうか?
 とはいえ、被災地の方々が本当に求めている支援を、自分は具体的に知ろうとしていたかしら?支援が遅れている今も、子供たちは放射能の危険に曝されているというのに、段々、他人事になってきてはいないかしら?

 院内集会では、数人の国会議員、そして福島から参加された市民団体の方々のお話を伺うことも出来ました。数回に分けて、音声をアップしていきます。是非是非、出来るだけ多くの方々に聞いて頂きたい!!日本の未来を担う子どもたちを守ろうと東奔西走する政治家の呼びかけを! 必死で子どもたちを守ろうと闘っていらっしゃる皆さんの切なる思いを!

川田龍平議員

 支援法案の与党案と野党案の問題点などは次回に回すとして、誰が考えても必要な支援と思えるものが、どうしてすんなり決まらないのか??立法の妨げになるのは、一体何なのか???
 実は、みんなの党の川田龍平参議院議員が、とても明確に答えてくださいました。
与党と野党、衆議院と参議院、そして関係省庁・・・・川田議員は、実にきっぱりと話しています。しなければならない事、するべき事のビジョンがはっきりと見えている人には、ブレがありません。

                  福島みずほ議員
 
 続いて、社民党の福島みずほ参議院議員がお話されています。この方も、本当に労を惜しまない政治家だと思います。

 では、お二人のお話をお聴きください♪


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 与党案に付け加えるべき点が指摘されていて、野党案に取り入れるべき点があるなら与野党協力して、被災者のための立法を目指すべきです。与党議員が野党案を認めているにも拘らず、与党ならぬ政府が、否、政府ならぬ財務省が横槍を入れるなんて、誰のための政治なのか誰による政治なのか判らない・・・。
 そんな不条理な世界を正すべく闘っている政治家もいるということを、私は覚えておきたいと思います。

 川田龍平議員のオフィシャルブログは
     http://ameblo.jp/kawada-ryuhei/
 
 福島みずほ議員のオフィシャルブログは
     http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/


 次回は、福島で除染活動に携わる方の、心の叫びともいえる要望・要請をご紹介します。





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