2011年12月15日

お魚スーパーランキング♪B:グリーンピース・ジャパンと政治家・福島みずほ氏の取り組み♪

お魚スーパーランキング

 去る2011年11月25日(金)12:00から永田町の参議院議員会館にて、ある院内ブリーフィングが開催されました。これは、国際環境NGOグリーンピースが、大手スーパーマーケット5社を対象に、魚介類商品の自主放射能検査や調達方針に関する取り組みについてアンケート調査を行い、その回答を元に決定した「お魚スーパーマーケットランキング」発表に伴って行われたものですが、すでにご紹介してまいりましたように、その5社の順位は、1位イオン・2位イトーヨーカドー・3位ダイエー・4位ユニー(アピタ)・5位西友となりました。しかし、この結果を重く受け止めた西友が、これまでの対応を改め、消費者の声に耳を傾けていこうと動き出したことも、すでにご紹介したとおりです。

 以前、キャンペーンマネージャーであり、グリーンピース・ジャパンの海洋生態系問題担当・花岡和佳男さんには、このサイトでも単独でインタビューに応じていただいています。その花岡さんからの概要説明に続き、質疑応答、出席された政治家の挨拶などが行われました。その様子を、音声でお届けしています。
 最終回の今回は、参加者から寄せられた質問への回答をまとめて編集しました。私も質問しています。十分な回答が得られなかったのは、私の抱く疑問がこれからの課題であり、対策がまだなされていないということですね。

 社民党の福島みずほさんが、許される時間ぎりぎりまで出席されており、退席される前に挨拶されました。私は以前から、福島みずほさんのブログに注目していました。とても熱心に専門家からのレクチャーを受ける様子が記録されています。これだけ意識の高い政治家がいらっしゃることを嬉しく思う反面、数が優先される政治の世界にあって、政党が力を持たないことが歯痒い・・・。政党の枠を超えて意識の高い政治家が、横のつながりを持って政治活動に行かせることができれば、どんなに頼もしいでしょう・・。
 もうひとり、政治家さんが出席なさいましたが、意識レベルの違いが発言の内容に明らかに現れてしまっています・・・。あぁ、残念っ!


 それでは、お聴きください♪



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 グリーンピース・ジャパンの活動に、ますます期待しています♪



 グリーンピース・ジャパンのホームページはこちら・・・
 http://www.greenpeace.org/japan/ja/







2011年12月05日

グリーンピースお魚スーパーマーケットランキングA♪ 放射線量基準値と漁獲地表示

お魚スーパーランキング


 去る2011年11月24日、グリーンピース・ジャパンは、大手スーパーマーケット5社における魚介類商品の自主放射能検査や調達方針などの取り組みを得点化しランク付け結果を発表しました。結果は・・・、1位イオン・2位イトーヨーカドー・3位ダイエー・4位ユニー・5位西友となったわけですが、翌25日に参議院議員会館で行われたブリーフィングに参加してきました。

 その模様を、音声でご紹介する第2回目の今回は、グリーンピースがどうしてスーパーマーケットを対象に行動を起こしたのか、そして、どのような経緯を辿ったのかについての説明部分を聴いて頂きます。
 お話は、キャンペーンマネージャーであり、海洋生態系問題担当の花岡和佳男さん♪

 後半は、質疑応答の部分からお届けします。放射線量を測る場所を提供するべく活動している市民団体の代表者から、グリーンピースさんと違って小さい組織では、商品を購入して放射線量を測って公表することで訴えられる恐れがあり思うように活動できないのでアドバイスを・・・という声に応えて、グリーンピース・ジャパン事務局長の佐藤潤一さんが、また、小さい小売店が10匹の魚を検査するのとイオンがするのでは仕入れ量からの%が全く違うが、イオンではどれだけの割合で検査をするのか・・・という質問に花岡和佳男さんが応えています。



 それでは、聴いてください♪



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 前回の記事でも触れましたが、このランキング結果の発表を受けて、西友が動き始めました。
 西友の関東と東北の約170店舗(全国の西友店舗の約半分)において、魚介類商品の産地表示を12月下旬から、漁獲海域が確認できた種から随時、商品ラベルに表示していくと、11月30日の時点で約束されたようです。

 食品を産地ではなく放射線量で安心して選ぶことができれば、風評被害も起こりません。その為の努力を惜しまない企業は、その為の投資に見合う消費者の信頼を得ることができるに違いありません。不安を煽るのではなく、安全と安心を求めているのです。皆さんも、是非、声を上げてください♪

 
 グリーンピース・ジャパンのホームページはこちら・・・
 http://www.greenpeace.org/japan/ja/



2011年11月25日

グリーンピースお魚スーパーマーケットランキング発表! 1位はイオン♪

お魚スーパーランキング

 国際環境NGOグリーンピースは、大手スーパーマーケット5社:イオン、イトーヨーカドー、ユニー(アピタ)、ダイエー、西友を対象に、魚介類商品の自主放射能検査や調達方針に関する取り組みについてアンケート調査を行い、その回答を元に決定した「お魚スーパーマーケットランキング」を11月24日(木)に発表致しました!

下記の5つの項目を点数化しランク付けされています。
● 仕入れ基準
● 販売基準
● 放射能測定体制
● 消費者への情報提供
● 政府への働きかけ
まさに、それぞれの意識レベルが浮き彫りになったと言えそうです。 
 
 これに伴い、本日11月25日(金)12:00から永田町の参議院議員会館B104会議室にて院内ブリーフィングが開催されましたので、参加して参りました!!
 その内容を余すことなく音声でお届けしたいと思っております。

 その第1回目の今回は、ランキング結果とどうしてその評価に至ったのかという解説部分を聴いていただきましょう。お話は、グリーンピース・ジャパンのキャンペーンマネージャーであり、海洋生態系問題担当の花岡和佳男さんです♪



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 お話の中に出てきました西友の執行役員との面会ですが、5つの大手スーパーの内、最下位にランキングされてしまった西友が、発表されてから危機感を持ったようです。発表された翌朝、つまりブリーフィングの日の朝、グリーンピース・ジャパンに面会を申し込んできたとのことでした。ブリーフィングが始まる前に面会した執行役員は、これから、改正していくつもりだと語ったと言うのです。
 まさに、人々の声が企業を動かすのですね!?人々の意思が、社会を変えていくのですね!?

 さて、グリーンピースの今回の目的、経緯などについては、次回以降にご紹介してまいります。

 まずは、声を上げてくださいという呼びかけにご協力いただけませんか?
•イオン、イトーヨーカドー、ユニー(アピタ)、ダイエー、西友
•日本チェーンストア協会に
「スーパーマーケットさん、売っているお魚、放射能検査して!」という声を届ける試みです。
1万筆を目標に、電子署名を募っています。2011年11月28日(月)お昼12:00まで受付♪
ぜひ、今すぐご参加ください。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/sakana/2/


国際環境NGOグリーンピース・ジャパンのホームページはこちらです。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/




2011年09月17日

海洋汚染に手立てはあるの?・・・グリーンピース:花岡さんに聞くB

広報・成澤さん

 グリーンピース・ジャパンにお邪魔した折に、先ず海洋汚染についてお話くださったのは、海洋生態系問題担当の花岡和佳男さんでした。今回は、そのインタビュー第3回目、最後のパートをお送りします。

 ・・・・あっ、写真のキュートな女性は、広報の成澤薫さん♥ 今回の取材にあたり、窓口となってくださいました。そもそも、グリーンピースには、真面目で一本気な研究者やスペシャリストばかりがいらっしゃる所だと勝手にイメージしておりましたので、彼女にお会いした途端、すぅ〜っと肩の力が抜けました♪
 
 ところで、皆さんは、国際環境NGOグリーンピースのどんな活動をご存知ですか?
 実は、今回の取材について、何人かの方に 「過激な取材にならない?大丈夫?」と、心配されてしまったのです。・・・何だか、とても話が噛み合わない・・・。・・・気がつきました!シー・シェパードと間違っている人が少なからずいるっ・・・・・っ違います!!シー・シェパードは、暴力を全く使わずに抗議行動をするグリーン・ピースに不満を持った人が立ち上げた団体・・・全く違います!!


 国際環境NGOグリーンピースは、1971年に、アメリカの地下核実験に反対し、「船で実験場の近くまで行って抗議しよう」と活動したのがスタート。
グリーンピースの始まり

 その活動資金は、1970年にジョニ・ミッチェル、ジェームス・テイラーらが出演したコンサートの収益金だったといいます。
1970年コンサート

 以降、非暴力的な方法で環境破壊の現場に立会い、一般市民の目の届かないところで起こる環境破壊を多くの人に知らせて世論を動かそうとグリーンピースは活動し、今や世界40カ国にも及ぶのだそうです。
 だからこそ、国連ではグリーンピースに、NGOに与えられる最も高い地位の1つである総合協議資格を認めているのですね。

 いかなる利害関係にも左右されないよう、企業や政府から一切寄付を受けていないため、個人の寄付によってグリーンピースの活動は支えられています。もしも、力になりたいと思われる方、是非っ!


 では、花岡さんのお話を聴いてください♪


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グリーンピース・ジャパンのお魚ツイートプロジェクト、詳しくはこちら!
http://www.greenpeace.org/japan/sakana/

グリーンピース・ジャパンへのサポート希望、月々¥1000からでも支援したいと思われる方は、こちらへ!
http://www.greenpeace.org/japan/ja/donate/


 次回からは、グリーンピース・ジャパン:エネルギー、核問題担当・鈴木かずえさんのインタビューをお送りいたします♪




2011年09月12日

グリーンピース・ジャパンの花岡さんに伺った海の放射能汚染と政府の対応A

グリーンピース・花岡さん

  国際環境NGOグリーンピース・ジャパンの事務局に伺って、海洋生態系問題担当・花岡和佳男さんに伺ったインタビュー第2回♪

 原発事故直後から、東電や政府の対応や情報公開には頭を傾げざるを得ない状態でした。今はどうですか?という私の質問に、花岡さんが一瞬、言葉に詰まり、乾いた笑顔を浮かべてしまって、・・・少しお気の毒・・なんていう気持ちになってしまいました。

政府に望むこと
 @海の調査の強化・・・水産物のみならず、海洋生態系全体の調査をしなければ生物汚染を把握することができないし、予測することもできない。
 Aスクリーニングの強化・・人の口に入るものなので、細かく安全性を確認するべき。
 B情報提供!!暫定基準値以下というだけでは、十分ではないし、水揚げ港だけではなく実際に漁獲された場所をはっきり表記する必要がある。


 では、聴いてください♪♪


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さぁ、またまた、グリーンピース・ジャパンから新たな提案が!!!

 2012年にすべての原発を稼働停止しても、電力不足に困ることもなく、温室効果ガスの削減目標も達成できる方法があると、「自然エネルギー革命シナリオ - 2012年、すべての原発停止で日本がよみがえる」というレポートが提示されています。
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/er_summary.pdf

 原発がこのように危険であることを目の当たりにした今、このままで良いわけはない!
それぞれの立場で考え、できることをしていかなければ・・・無関心ではいけない!!
電子署名に参加することが、その第一歩なら、先ず、踏み出してみませんか?
http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/2012/1/


国際環境NGOグリーンピース・ジャパンのホームページは、こちらです。          
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