2012年04月20日

このサイトを立ち上げるきっかけとなったチェルノブイリへのかけはしの野呂美加さんに、10ヶ月ぶりにお話を伺ってきました♪

チェルノブイリへのかけはし・野呂美加さん

 このネットラジオ専用サイトを立ち上げたのが、昨年の7月でした。15年もラジオの健康番組で医療・食・健康を取材し続けてきたのに、一番必要な時に一番大事な情報発信が出来ないことに、とても違和感を覚えました。
 放射能の問題には触れない!という番組方針が決まったのは、数回に分けて放送される筈だった野呂美加さんのインタビューが、1〜2回放送になった後です。途中で別の取材ものに変わったのです。明らかに、微妙な問題は避けて通ろうという方針でしたが、一パーソナリティーとしては従うしかありませんでした。
 そこで、ささやかな抵抗として、個人的に勝手に取材して、勝手に情報発信する場を設けたのです。

 どうせなら、やりたい取材は、みんなここで!!ということで、硬軟入り混じった変なサイトになってしまいましたが・・・。

 チェルノブイリの原発事故から26年!未だに奇形児が生まれる率が高く、子ども達が病気に苦しんでいる・・・つまり、事故はまだまだ収束していないということ、放射能に汚染された食べ物が子ども達を蝕み、それは2世代3世代へと連鎖していくという実態をつぶさに見てきた日本人の一人が、「NPO法人チェルノブイリへのかけはし」の代表・野呂美加さんでした。
 20年前から、ベラルーシの子どもたちを夏休みに受け入れ、日本で保養させるという活動を根気強く続けてきたチェルノブイリへのかけはしです。その20回目の節目となる保養が、昨年の夏だったのに、奇しくもベラルーシの子どもたちを受け入れるどころか、日本の子どもたちをイタリアに受け入れてもらうという事態になったのでした。
 そんな混乱の真っ只中の6月に、野呂さんに電話でインタビューをしていました。
その時の模様は、こちらです。
 http://seiko-masuoka.seesaa.net/category/10844690-1.html

 あれから10ヶ月!
 4月14日(土)に東京・下北沢で、野呂美加さんの講演会がありましたので、出かけてきました! 主催は、地元のお母さんたちのグループ・代沢ファミリーさん。本当に、子育て中のお母さんたちの「子どもを守りたい」という思いは、何よりも強いです。ですが、神経質すぎるのでは?と、実態を知ろうともしない人々から、冷ややかな視線を浴びせられることも少なくないようです。頑張れ、お母さんたち!!
 この10ヶ月間に野呂美加さんが感じたこと、頑張っているお母さんたちに伝えたいことなどについて、話してもらってきました。
 


 では、お聴きください♪ 


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     ※iフォンやスマホなら聴いていただけるのですが、携帯からは聴けません。
      PCからお願いしますね♪


 お話の中の、「こっそり出されている緊急情報」というのは、原子力安全・保安院のホームページに表示されている緊急情報のことです。
 3月12日にこんな記述がありました。
『4号機の使用済燃料プール冷却系において「熱交換機ユニット漏えい流量大」の警報が発生し、当該冷却系が停止(14:44)。現在、詳細を調査中、(現在のプールの温度は28℃、温度上昇率については0.532℃/hと評価している。)』
 本当に、ひっそりと「4号機の冷却系が止まっていました」と書かれているのです。
 汚染水の漏洩なども、頻繁に起こっていることがわかります。
 私は、緊急情報メールサービスに登録しています。この緊急情報の更新内容が、メールで報告されるシステムです。是非、皆さんも!!皆で監視していることを、アピールする必要があると思います。
 
 原子力安全・保安院のホームページは
    http://www.nisa.meti.go.jp/

 トップページの左肩に、緊急情報の表示があります。ここをクリックすれば、緊急時情報ページにいくことが出来ます。そこに、メールサービスの登録についての案内があります。

 まだまだ、フクイチが危険回避できたわけではないし、事態の収束はおろか、事態の把握も出来ていないのに、どうして安全が確認された他の原発があるというのでしょう?再稼動が話題になるのでしょう?確保しなければならないのは、電力や経済ではなく、命なのではないでしょうか?

 今日も、野呂美加さんは、日本のどこかで、チェルノブイリから学ぶべきことが沢山あると訴えていらっしゃることでしょう。その声が、一人でも多くの心に響くことを願います。


チェルノブイリへのかけはし
 http://www.kakehashi.or.jp/
 http://www.facebook.com/npokakehashi





2011年07月23日

野呂美加さんに伺う4!:地球の互助会だと思って活動しています♪

 乳幼児だけではなく、成長期の子供達、妊産婦、これから子供を持ちたいと考えている・・・また子供を持つ可能性のある全ての人々に、やはり放射能に汚染された食べ物を食べさせたくはないと、心から思ってしまいます。
 被災地支援は、そうではない大人たちに任せて欲しい!!できれば、政府が代替農地を提供して、国策として支援していくのが最も理想の形だという意見に心を奪われてしまいます。

 フクシマの原発事故はおろか、チェルノブイリさへ原発事故は未だに終息していないということを、私達は心に刻まなければなりません。


 野呂美加さんには、6月初旬にお時間を頂き、お電話でインタビューさせていただきました。この時は、電波に乗せるべく、ラジオ番組の取材としてお話を伺ったのですが、全てを番組でご紹介できなかったのが残念で、こうしてインターネットラジオという形でお届けすることに致しました。
 私が、放送用に言葉を選びつつ、編集することを踏まえながらお話を伺っているのですが・・・今回は、ノーカットで4分割にして聴いていただきました。(ただ、4分割にするだけだからと、人の手を煩わせないで自分で作業をしたものですから・・・いきなりカットされたり、微妙なタイミングで始まったり・・・拙い点はお許しくださいませね♪)


    チェルノブイリへのかけはしのHPは、こちら・・・。
        http://www.kakehashi.or.jp/

 
    増岡聖子のHP,健康取材記でも、チェルノブイリへのかけはしの取材記を書いています。       
        http://report.seiko-masuoka.net/



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2011年07月21日

野呂美加さんに伺う(3)!!「放射能汚染と向き合う心の持ち方」

 NPO法人チェルノブイリへのかけはし代表・野呂美加さんに伺ったお話を、数回に分けて聴いていただいております。今回は、第3回目!
 原発事故以来25年も経ってなお、子供達は内部被曝の危険に晒されています。低線量被曝の症状・・・鼻血・治りにくい風邪・口内炎・脱力感・無力感・集中力の低下・下痢・・・見過ごされがちな症状が、放射能の影響かも知れないのです。今の日本の子供達にも、そのまま当てはまる訳ですね?ベラルーシのお母さん達から学ぶことも多いのではないでしょうか?

 子供に汚染された食べ物を与えない!
 充分な睡眠をとらせる!
 メンタル面の充実を図る!(ネガティブにならない!)


    チェルノブイリへのかけはしのHPは、こちら・・・。
        http://www.kakehashi.or.jp/

 
    増岡聖子のHP,健康取材記でも、チェルノブイリへのかけはしの取材記を書いています。       
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2011年07月16日

チェルノブイリへのかけはし代表:野呂美加さんへのインタビュー(2)

 NPO法人チェルノブイリへのかけはし代表:野呂美加さんに伺ったお話を、数回に渡って聴いていただこうと思っています。その2回目!

 野呂さんが、チェルノブイリの子供達と付き合ってきた19年間で得た知識を、惜しげもなく提供してくださっています。今回は、低線量被曝の対策として具体的な生活の注意と食べ物についてお話いただいている部分のご紹介!!是非、お役立て下さい。

 放射能によって傷つけられたDNAを修復しようとする力を、私達は持っています。それには、酵素が必要なのですが、酵素栄養学については、以前、私のホームページの健康取材記でも取り上げています。
    http://report.seiko-masuoka.net/?cid=43991

 加熱していない生の果物や野菜を食べることで、その食物自体が持っている酵素の力を借りて、代謝機能を高めましょう。


 
    チェルノブイリへのかけはしのHPは、こちら・・・。
        http://www.kakehashi.or.jp/

 
    増岡聖子のHP,健康取材記でも、チェルノブイリへのかけはしの取材記を書いています。       
        http://report.seiko-masuoka.net/





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     ※携帯では聴くことができません。



 次回は、心の持ち方について・・・
いずれも、本当に役立つ情報です。

(^^♪ 増岡聖子



2011年07月11日

チェルノブイリへのかけはし代表:野呂美加さんに伺う!

 ラジオの健康番組を担当して、もう10年・・・それ以上です・・。ありきたりの健康情報ではなく、見過ごされがちな代替療法や、社会通念という壁に押し潰されそうな少数派の情報なども、できるだけ自分なりのフィルターにかけて、お届けすべきと感じた情報は発信していきたいと考えてきました。
 でも、折角、心に触れるお話を伺えても、番組の都合や放送局の方針、単なる時間的制約など、様々な条件によって充分に放送できない場合があります。もっと、じっくりと聴いていただきたいと感じたテーマを、ここでお送りしていこうと思います。皆さんにも、たっぷりと聴いていただければと思います。どうぞ、お付き合い下さい。



 NPO法人チェルノブイリへのかけはしの代表:野呂美加さんにお話を伺いました。
 チェルノブイリの原発事故が起きたのは、もう25年も前のことです。その原発事故で撒き散らされた放射性物質の70%が降り注いだといわれるベラルーシから、野呂さんたちは、毎年夏休みの1ヶ月間、子供達を呼び寄せて日本で保養させるという活動を19年間も続けていらっしゃいました。奇しくも20回目の節目を迎える今年、ベラルーシから子供達は日本にやってきません。
 ・・・・・25年を経て、2世3世の世代になっても、子供達が放射能に苦しめられているという事実を、私は正しく理解していませんでした。皆さんは???


 チェルノブイリへのかけはしのHPは、こちら・・・。
        http://www.kakehashi.or.jp/

 
 増岡聖子のHP,健康取材記でも、記事を書いています。       
        http://report.seiko-masuoka.net/

       

 野呂美加さんに伺った電話インタビューの模様を、数回に分けてお届けします。
先ず、1回目は、かけはしの活動内容と低線量被曝の症状について伺っています。

 是非、聴いてみて下さい!




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 4回に分けてお届けする予定です。続きは、近い内に・・・・
 (^^ゞ 増岡聖子