さて、4月6日、衆議院第二議員会館で行われた、「原発被災者を支援する法律の早期成立を求める院内集会」では、国際環境NGO グリンピース・ジャパンが行った「原発事故被災者『みんなの健康アンケート』調査」の結果報告が行われました。
グリンピース・ジャパンの鈴木かずえさんが語っているように、回答者のプロファイルによると、避難経験者が1382人中574人となっています。41.5%ですね。一般的に、避難されているのは10%未満だと言われているそうですので、かなり多いです。ここから、避難したものの戻ってこられた方が多いというのが伺える!つまり、避難生活を維持していくのは難しいということが推測されるという見解でした。
避難生活に伴う出費は、想像以上でしょう。引越し代・交通費・住居費・生活費・・仕事で福島を離れられないので家族だけが避難となると、更に二重生活の負担も掛かってくるのです。早急に金銭的な支援が無いと、非難したくても出来ない、し続けることが出来ないというケースが多いのは当たり前。平等に避難する権利を、皆が持っているべきですよね。
では、ゆっくりとお聴きください♪ グリンピース・ジャパンの鈴木よしえさんのアンケート調査結果報告です。(マイクの側に座っている方が、どうやら花粉症?気になる雑音が多いのですが、お許しください。)
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内部被曝検査が望まれるのは、当然のことです。子どもの体内、家族の体内、自分の体内がどのような状況なのか、不安を抱えて日々を過ごしていらっしゃるのです。そのストレスは、どんなに大きいでしょう!?事故から1年が過ぎたのに、こんなことすら整備されていないのだと、改めて思い知らされました。
こうした報告が、原発被災者支援のための法律案に反映されるよう、心から望みます!
グリンピース・ジャパンのHPはこちらです。
http://www.greenpeace.org./japan/ja/
原発再稼動に関して「ちょっと待て!」という意思表明をしたいと考えている方、4月20日まで、グリンピース・ジャパンのサイトから野田首相にメッセージを送ることが出来ます!私たちは、同じ間違いを犯してしまうかもしれません。声を上げなければっ!!
次回は、院内集会に参加した国会議員の方々の挨拶を、まとめてお送りします。
ラベル:福島からの声