去る2011年11月24日、グリーンピース・ジャパンは、大手スーパーマーケット5社における魚介類商品の自主放射能検査や調達方針などの取り組みを得点化しランク付け結果を発表しました。結果は・・・、1位イオン・2位イトーヨーカドー・3位ダイエー・4位ユニー・5位西友となったわけですが、翌25日に参議院議員会館で行われたブリーフィングに参加してきました。
その模様を、音声でご紹介する第2回目の今回は、グリーンピースがどうしてスーパーマーケットを対象に行動を起こしたのか、そして、どのような経緯を辿ったのかについての説明部分を聴いて頂きます。
お話は、キャンペーンマネージャーであり、海洋生態系問題担当の花岡和佳男さん♪
後半は、質疑応答の部分からお届けします。放射線量を測る場所を提供するべく活動している市民団体の代表者から、グリーンピースさんと違って小さい組織では、商品を購入して放射線量を測って公表することで訴えられる恐れがあり思うように活動できないのでアドバイスを・・・という声に応えて、グリーンピース・ジャパン事務局長の佐藤潤一さんが、また、小さい小売店が10匹の魚を検査するのとイオンがするのでは仕入れ量からの%が全く違うが、イオンではどれだけの割合で検査をするのか・・・という質問に花岡和佳男さんが応えています。
それでは、聴いてください♪
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PCからお願いしますね♪
前回の記事でも触れましたが、このランキング結果の発表を受けて、西友が動き始めました。
西友の関東と東北の約170店舗(全国の西友店舗の約半分)において、魚介類商品の産地表示を12月下旬から、漁獲海域が確認できた種から随時、商品ラベルに表示していくと、11月30日の時点で約束されたようです。
食品を産地ではなく放射線量で安心して選ぶことができれば、風評被害も起こりません。その為の努力を惜しまない企業は、その為の投資に見合う消費者の信頼を得ることができるに違いありません。不安を煽るのではなく、安全と安心を求めているのです。皆さんも、是非、声を上げてください♪
グリーンピース・ジャパンのホームページはこちら・・・
http://www.greenpeace.org/japan/ja/
ラベル:グリーンピース・ジャパン