2012年06月20日

政府や行政の危機管理は改善した?再稼動に納得できない訳                                                                           小金井市が21年間、放射能を測り続けられた理由を改めて考える♪ 市議会議員:漢人明子さんC

 原発の再稼動が、なし崩しに決められてしまいます。まるで、原発無しで夏を乗り越えることなどあってはならないから、駆け込みで再稼動させたいかのように・・・。
 安全性が確認された・・・?
 「発電準備作業中の関西電力大飯原発3号機で19日夜、発電機のタンクの水位が下がったことを示す警報が作動し関電が原因を調査。関電がこれを発表したのは半日後で、原子力安全・保安院は発表の遅れを謝罪」
 安全どころか、危機管理の問題さえ改善されていない・・・。

 先日、菅直人前総理大臣元政策秘書:松田光世さんの事故直後の官邸対応に関する証言動画を観ました。
原発事故直後の本部事務局は経産省地下にあり、事故対策本部が官邸にあった。司令塔が2箇所?ここから、既にマニュアルが間違っていたと、彼は語っています。マニュアルどおりに動けば動くほど、ありとあらゆる情報が錯綜し、対応が遅れてしまった。呆れるような東電の対応についても、生々しく語られています。
 立場が違うと、全く違う事象であるかのように主張が異なることは往々にしてあるものですが、今の日本のトップの混迷は、あまりにも酷い気がします。命を守るべく作成されたマニュアルが間違っていたのであれば、書き直さなければなりません。・・・でも、人々の命を守ることを目的として作られたものなのかしら?という疑問まで抱いてしまう・・・。

 動画は、こちらで・・・
http://www.youtube.com/watch?v=iZgWtq98cbI&feature=channel&list=UL
http://www.youtube.com/watch?v=139R0g3Oxdo&feature=BFa&list=ULiZgWtq98cbI

 先ほど、南相馬市議会のネット中継を観ていました。以前から注目している、南相馬市議・大山こういち氏の一般質問が気になっていましたから・・・。
 原発事故当時の南相馬市長の言動を確認しつつ、その動機を問う大山議員に、今更そんなことを確認してどうなるものでもない、あの時点でできうる限りの対応をしたと答える市長!あらゆる発言に、市民の命ではなく物流・経済が優先されています。避難区域を30`圏内に定めたから、物流も金融も機能停止してしまったと・・・。そうせざるを得ないほど、人々の命が危険な状況であったとは考えない、命優先のセオリーは、全く無い市長の発言に、驚きました。
 
 政府が、行政が、民間企業が、様々なマニュアルの書き変えをしなければならないのでしょうが、守るべきものが違えば、その手順も方法も仕様も全く違うものになってくるのですよね。やはり、納得できないことには、声を出して主張しなければいけません。

 国際環境NGOグリーンピースでは、様々な情報提供とアクションを起こしています。何かしたいけど、何をしていいのかわからないという方、グリーンピースのホームページから、アクション参加のページに進んでみてください♪

 国際環境NGOグリーンピースのホームページはこちら・・・ 
   http://www.greenpeace.org./japan/ja/


 さあ、もっと具体的で身近な視点で、地方行政に働きかけをしたいという皆さんの参考になるのが、21年間、放射能を測り続けてきた東京都小金井市の市議・漢人明子さんのお話です。
 事務所に伺ったのが、5月の始めでした。記事の更新が遅れたので少し時差ができてしまいましたが、ご自分の体験を踏まえてのお話は、とても興味深いです。
  
漢人

 漢人明子さんの著書「『内部被ばく』こうすれば防げる!」(文藝春秋)には、一人の子育て中のお母さんだった漢人明子さんが、どのようにチェルノブイリの原発事故を捕らえ、どのように活動してきたのかを含めて、放射能汚染された日本でどのように子育てしていけばよいかのアドバイスも沢山散りばめられています。

 では、小金井市議・漢人明子さんのインタビューCをお聴きください♪


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 いかがでしたか?
次回は、漢人明子さんが緑の党について語ってくださっています。
どうぞ、お楽しみに♪



ラベル:漢人明子

2012年06月10日

「ラブレイン」の登場人物について考えてみる♪・・・2人のパーソナリティーによるラブレイントークB

ラブレインOST

 あんなに待ち望んで大騒ぎしていた韓国ドラマ「ラブレイン」でしたが、韓国で月曜日と火曜日に放送されていた2ヶ月間の視聴率にハラハラドキドキしているうちに、あっという間に終わってしまいましたね。次に話題になるのは、日本での地上デジタル放送スタートを迎える時でしょうか?
 ネット視聴が可能なこの時代に、今の視聴率調査がどれほど公平で正確なのか、誰もが首を傾げるところではありますが、いずれにせよ、韓国の視聴者を夢中にはさせられなかったようです・・・。
 世間一般が求めているものと、提供したいものに大きなズレがある場合、何処で折り合いをつけるのかは、制作者が一番頭を痛めるところでしょう。その点、輸出作品として早くから結果を出していたこの作品、中途半端に自国の視聴者におもねる必要は無かったのではないかと思うのですが・・・。
 また、韓国ドラマには、パロディーだとかオマージュなどが良く登場しますし、日本人からみると、お約束ともいえる難病・交通事故・複雑に絡み合った人間関係などの設定・・・盗作の物言いがつくこと事態が不思議な感じがします。

 さて、韓国の世論が「ラブレイン」をどのように捉えたのかは置いておくことにして、先輩アナ・水本まゆみさんと相変わらずのおばチャンオトークを繰り広げています。
 「ラブレイン」に関して、私は個人的に共感する点がいくつもあって・・・、恥ずかしながら語らせていただいております(笑)

 先ずは、聴いていただきましょう♪
2人のパーソナリティーによる、ラブレイントークBです♪




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 親には、いくつになっても親でいて欲しいものです。いつも、自分の前を毅然と歩んでいる存在であって欲しい!!
 子どもの頃から、親の弱さを見せ付けられて育つと、心の何処かで親を100%尊敬できない!また、自分が親を尊敬していないことに対する罪悪感を持つような気がします。心の何処かで、失望もしています。また、そんな心の隅っこに見え隠れする自分の感情を持て余したり、親を受け入れられない自分の器が小さいと、劣等感を抱いてしまうような気がします。
 一方で、子に弱さを見せる親は、親である前に先ず自分ありき!子どもを優先していれば、親は子どもに不安を与えないよう、自分の弱さを隠そうと努力するのではないでしょうか。だから、そんな環境で育った子どもは、何よりも優先して親が自分を愛してくれていないことを自覚しています。親でさえ、自分を無条件に一番に愛してくれないと感じているのですから、愛されるということ自体にとても臆病になります。
 自分は、相手を一生懸命に愛そうとしますが、自分も誰かに愛してもらえるのかどうか、自信が持てないのです。自分が選ばれないのではないかと・・・最終的に選ばれる筈がないと、常に何処かで不安を抱えています。また、庇護を期待しないで育つので、自立しようとする気持ちを早くから強く抱きます。人を頼らず、何でも自分でできる子に育つ・・・すると、尚更、親は精神的に子どもに寄りかかろうとする・・・。

 子どもには自分を押し殺してでも、ありったけの愛情を注ぐべきだと思います。十分に愛情を感じて育った子が成長した時には、弱さも含めて親を包み込んでくれるに違いありません。人を愛することに消極的になったり、愛されることを恐れることもないでしょう。勿論、ただ褒めて育てるというのではありません。絶えず、正面を向いて100%子どもに向き合っていくべきだと思うのです。例え、怒っている時でも、叱っている時でも、厳しく接している時でも・・・全力で子どもに向き合う!!その親の姿勢を、子は丸ごと感じ取り受け止め、成長のエネルギーにしていくに違いありません。

 ソ・ジュンが、自分は誰かの一番になったことが無いのだとハナに話したシーンがありましたね。ジュンは、ハナが、最終的に母親を選ぶに違いない、自分を選ぶ筈が無いと恐れているのです。自分が傷つくのが怖くて、一歩踏み出すことを躊躇してしまうのです。
 また、何をやっても、自分は直ぐにできるっ!と、ジュンがハナに自慢するシーン、どんな子ども時代を送ってきたのかを連想させるに十分な台詞なんです。

 一方、ソ・イナが、息子の恋を知りながら、何故、直ぐに行動に出なかったのか・・・・これも、何だか解ります。私も、自分の歳を改めて感じた時に、後、どれだけ何ができるのだろうかと愕然としたことがあります。現役でバリバリ活動できるのは、後、どのくらいなんだろう?むやみに、だらだらと歳を重ねてきたのではないかしら?とっくに、現役人生の折り返し点は過ぎている??どうして、あの時、こうしなかった?このまま、思いを残したまま人生の終盤に向かうつもり?
 ・・・本当に、取り返しがつかないことに気づいて、過去にしがみつきたくなったことがあるのです。何
だか大袈裟に聞こえるかもしれませんが、更年期鬱に陥る人が多い理由が解った瞬間でした。

 ドラマの設定として、突然ココ?何故、そうなる?と、突っ込みを入れたくなる箇所は、ウォーリーをさがせ!のごとく沢山ありますが、心情的に解る!解る!!と思うことの多い「ラブレイン」、私、本当に好きなんです♪




ラベル:ラブレイン

2012年06月09日

2人のパーソナリティー、ため息雑じりに グンちゃんの「ラブレイン」トークA

韓国語のお勉強〜♪

 いつの間にか、韓国語の教材が増えています。あれもこれもと手を出しても、中途半端なまま前に進めなくなるのですが・・・ついつい、本屋さんで手にすると、これさえあれば!という気になってしまうんです・・・。
 NHKの「テレビで韓国語講座」は観ていないのですが、昨年のテキストは数冊購入しました。導入として4月号と、上半期のまとめとなっている10月号、下半期のまとめの3月号♪ これは、重宝しています。最近、ラジオ講座のテキストを買ってみたら・・・テレビより難しい? でも、良いかも♪
 でも、究極的には、ボキャブラリーをどんどん増やさなくちゃっ!!頭で理解して、目で解釈しても、実際に言えなくちゃ使えないじゃんっ!!!繰り返し繰り返し口にして・・・・って、自分の課題は解ってはいるんです!yujinaさんにも教わったことだし♪


 さて、なかなか記事の更新ができない内に、1ヶ月も前に収録した「おばチャンオ」の内容が、今更・・・な感じになっていました。例えば、グンちゃんのデビューアルバムが、また、プロモーションの来日も無いまま売れるんだろうなぁ〜♪なんて、喋ってました(笑)まるで、預言者です。
 実際に、売れましたね〜(*^^)v 来日が無いことで寂しい思いをしている「うなぎちゃんたち」のために、フットワークも軽やかに秘密の来日で楽しませてくれたグンちゃん、本当にテクニシャンだわ♪♪♪

 という訳で、時期的にずれてしまった部分をカットして編集したラブレイントークを聴いて下さい♪
食の安全や健康情報・放射能情報などの取材報告会のために広島に行った際に、私の先輩アナ:水本まゆみさんとお喋りさせてもらった、単なるおばチャンオトークです♪




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 実は、グンちゃんのデビューアルバムをじっくりと聴けていないのですが・・・相変わらず、メロディーラインの難しい曲が多いような・・・そんな曲を、グンちゃん自身が好むのでしょうね。声質が本当に良い。特にファルセットの美しさを、改めて感じています。真剣に、ヴォイストレーニングしないかなぁ〜♪ ライブのフラットしがちな癖も、直ぐに直ると思うんだけどなぁ〜♪♪ 惜しいなぁ〜♪♪♪







ラベル:おばチャンオ

2012年06月04日

ガレキによる放射能拡散について! 21年間放射能を測り続けた小金井市議:漢人明子さんに伺う♪B

南会津の蕨

 ゴールデンウィークが過ぎると、毎年、福島県の南会津に住む知人が、こごみや蕨などの立派な山菜を送ってくれます。料亭などに卸すと、それはそれは高値で引き取られそうなほど立派な山菜です。今年も、頂戴しました。送るぞぉ〜という元気な声でお電話を頂いた2日後には、我が家のキッチンに!
 ただ、こんなに立派な蕨も、誰にでもお裾分け・・・という訳にはいかなくなったのが残念でなりません。
 送ってくださった方が、たまたま、地域の放射線量を測定するアルバイトをなさっているので、これが採れたのが福島県内の山とはいえ、昨年からの放射線量は東京都内の私の住む街の放射線量よりも低いことすらあるということが判っています。そんな事情を説明しつつ、数人に密かにお裾分けをして、季節の山の便りを食しました。

漢人明子さんの事務所にて

 さて、東京都小金井市の市議会議員:漢人明子さんのインタビュー3回目は、ガレキの問題についての話題からお届けします。一般的に公表されている情報の中には、ある思惑が含まれて一方的に提供されているものがあるように思われます。漢人明子さんも、同じように感じていらっしゃるのでしょう。ガレキに関してはごみ焼却場を持たない小金井市は発言できる立場にないけれども・・・という前提で、意見を聞かせてくださいました。
 又、行政に働きかける際のポイントについてお話くださっています。議員でありながら市民の目線でのアドバイスは、必聴です♪ 請願が有利なのか、陳情で良いのか!!!?それを、どのように選択していけばよいのか!!!? 


 では、お聴きください♪ 21年間放射能を測り続けた小金井市議:漢人明子さんBです♪




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 お話の中で出てきた、東京都の中学生に配られたパンフレットの中身は、一貫して、身近な放射能をむやみに怖がるのは止めましょうと訴えてあるように思えます。
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 実際に、各ページに[ココがポイント]というグリーンの枠で囲まれたトピックスがあるのですが、4ページ目には、「放射線は、そのままでは目で見ることは出来ませんが、私たちの周りのどこにでも存在し、また、身近な色々な分野で利用されています。」とあり、5ページ目には、「人類は、放射線が存在する中で生まれ、進化してきました。私たちは、日常生活でも放射線を受けています。」と書かれています。

 このパンフレットで文部科学省は子どもたちに何を教えたいのでしょうか?
私は、私の教えたいことをこのサイトに綴っていきたいと思います。



 漢人明子さんのお話は、まだまだ続きます♪
次回も、お楽しみに♪

 漢人明子さんのホームページ
    http://kando.cc/



ラベル:漢人明子