安全性が確認された・・・?
「発電準備作業中の関西電力大飯原発3号機で19日夜、発電機のタンクの水位が下がったことを示す警報が作動し関電が原因を調査。関電がこれを発表したのは半日後で、原子力安全・保安院は発表の遅れを謝罪」
安全どころか、危機管理の問題さえ改善されていない・・・。
先日、菅直人前総理大臣元政策秘書:松田光世さんの事故直後の官邸対応に関する証言動画を観ました。
原発事故直後の本部事務局は経産省地下にあり、事故対策本部が官邸にあった。司令塔が2箇所?ここから、既にマニュアルが間違っていたと、彼は語っています。マニュアルどおりに動けば動くほど、ありとあらゆる情報が錯綜し、対応が遅れてしまった。呆れるような東電の対応についても、生々しく語られています。
立場が違うと、全く違う事象であるかのように主張が異なることは往々にしてあるものですが、今の日本のトップの混迷は、あまりにも酷い気がします。命を守るべく作成されたマニュアルが間違っていたのであれば、書き直さなければなりません。・・・でも、人々の命を守ることを目的として作られたものなのかしら?という疑問まで抱いてしまう・・・。
動画は、こちらで・・・
http://www.youtube.com/watch?v=iZgWtq98cbI&feature=channel&list=UL
http://www.youtube.com/watch?v=139R0g3Oxdo&feature=BFa&list=ULiZgWtq98cbI
先ほど、南相馬市議会のネット中継を観ていました。以前から注目している、南相馬市議・大山こういち氏の一般質問が気になっていましたから・・・。
原発事故当時の南相馬市長の言動を確認しつつ、その動機を問う大山議員に、今更そんなことを確認してどうなるものでもない、あの時点でできうる限りの対応をしたと答える市長!あらゆる発言に、市民の命ではなく物流・経済が優先されています。避難区域を30`圏内に定めたから、物流も金融も機能停止してしまったと・・・。そうせざるを得ないほど、人々の命が危険な状況であったとは考えない、命優先のセオリーは、全く無い市長の発言に、驚きました。
政府が、行政が、民間企業が、様々なマニュアルの書き変えをしなければならないのでしょうが、守るべきものが違えば、その手順も方法も仕様も全く違うものになってくるのですよね。やはり、納得できないことには、声を出して主張しなければいけません。
国際環境NGOグリーンピースでは、様々な情報提供とアクションを起こしています。何かしたいけど、何をしていいのかわからないという方、グリーンピースのホームページから、アクション参加のページに進んでみてください♪
国際環境NGOグリーンピースのホームページはこちら・・・
http://www.greenpeace.org./japan/ja/
さあ、もっと具体的で身近な視点で、地方行政に働きかけをしたいという皆さんの参考になるのが、21年間、放射能を測り続けてきた東京都小金井市の市議・漢人明子さんのお話です。
事務所に伺ったのが、5月の始めでした。記事の更新が遅れたので少し時差ができてしまいましたが、ご自分の体験を踏まえてのお話は、とても興味深いです。
漢人明子さんの著書「『内部被ばく』こうすれば防げる!」(文藝春秋)には、一人の子育て中のお母さんだった漢人明子さんが、どのようにチェルノブイリの原発事故を捕らえ、どのように活動してきたのかを含めて、放射能汚染された日本でどのように子育てしていけばよいかのアドバイスも沢山散りばめられています。
では、小金井市議・漢人明子さんのインタビューCをお聴きください♪
※下のプレイヤーでプレイボタンを押せば
WEB上でPODCASTをお楽しみ頂けます。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
※iフォンやスマホなら聴いていただけるのですが、携帯からは聴けません。
PCからお願いしますね♪
いかがでしたか?
次回は、漢人明子さんが緑の党について語ってくださっています。
どうぞ、お楽しみに♪
ラベル:漢人明子